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平成29年(2017年)11月20日(月) / 日医ニュース

長きにわたり、医学・医療の発展に貢献してきた功労者を顕彰

長きにわたり、医学・医療の発展に貢献してきた功労者を顕彰

長きにわたり、医学・医療の発展に貢献してきた功労者を顕彰

 日本医師会設立70周年記念式典並びに医学大会が11月1日、日医会館大講堂で盛大に開催され、日本医師会最高優功賞、優功賞、医学賞、医学研究奨励賞の授与と、併せて長寿会員慶祝者の紹介、医学賞受賞者による記念講演が行われた(関連記事参照)

 冒頭、あいさつに立った横倉義武会長は、去る10月13日に開催された世界医師会シカゴ総会において、世界医師会長に就任したことを報告し、「国民の健康寿命を世界トップレベルにまで押し上げてきたわが国の優れた医療システムが、世界が経験したことのない高齢社会を安心へと導くモデルとなり、これを世界に発信することで、世界中の人々の幸福の実現に貢献できるよう最大限の力を尽くしていく」との決意を示した。
 また、日医が、本年6月、一般社団法人日本記念日協会に対して、設立記念日である11月1日を「いい医療の日」として記念日登録を行い、認定を受けたことや、制定を記念してオリジナルの記念切手を発行したことを披露。「本日が最初の『いい医療の日』であり、この登録をきっかけに、『いい医療の日』が国民に広く認知され、公に認められるよう今後とも必要な活動を行っていく」と述べ、受賞者の多大なる功績に敬意を表した。
 続いて、来賓を代表してあいさつした加藤勝信厚生労働大臣(武田俊彦医政局長代読)は、本医学大会の意義を称えた上で、「日医が長きにわたり、国民のために医学・医療の発展と質の向上に努められ、わが国の保健医療を支えて下さったことに改めて感謝する」とした。更に、横倉会長の世界医師会長就任に対し心からの祝意を示すとともに、「災害や公害、感染症対策を始めとして、わが国の医療の発展に大きく貢献してきた日医の見識や経験、そして先見性が、日本国内に限らず世界各国で生かされることを大変うれしく思う。横倉会長のリーダーシップにより、世界の保健医療水準が大きく向上していくものと信じている」と述べた。
 その後、表彰式に移り、受賞者に対して、横倉会長から表彰状と記念品目録が授与された。
 最後に、受賞者を代表して、近藤稔大分県医師会長が、「わが国の優れた国民皆保険制度の縮小が気掛かりであるが、多様化した医療・介護の問題が山積する状況の中、日医がさまざまな解決策を検討され、積極的に提言されていることに対し敬意を表する。本日の受賞を契機に一層の研鑽(けんさん)を積み、医学の振興、国民医療の向上に努力する決意を新たにしている」と謝辞を述べた。
 表彰式終了後には、日本医師会医学賞受賞者による「骨免疫学による自己免疫疾患および骨関節疾患の研究」(高柳広東京大学大学院医学系研究科教授)、「未病と予防の遺伝環境医学に関する研究」(小泉昭夫京都大学大学院医学研究科教授)、「糖尿病病態の分子生物学的解析と新規糖尿病治療法開発への応用」(荒木栄一熊本大学大学院教授)の3講演が行われた。
 また、門田守人日本医学会長が、日本医師会医学研究奨励賞を受賞した15の研究概要を紹介し、大会は終了となった。
 なお、白寿会員47名、米寿会員869名の慶祝者には、更なる長寿を祈念して、後日、銀盃が贈呈された。

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