日医ニュース
日医ニュース目次 第1084号(平成18年11月5日)

日本医師会テレビ健康講座(新潟県)
「女性の健康管理〜気になる出血 でもあわてずに!」をテーマに

佐々木新潟県医師会長(中)と中川常任理事(右)
 「日本医師会テレビ健康講座―ふれあい健康ネットワーク」の収録が,「女性の健康管理〜気になる出血 でもあわてずに!」をテーマに,新潟県医師会ならびに新潟放送の協力のもと,十月十四日に新潟放送のスタジオで行われた.
 本事業は,地域医療における地域医師会の役割を住民に理解してもらうことを目的として毎年実施しているもので,今回が本年度第三回目の収録となる.
 番組では,「不正出血」の症状がある女性が,初めて産婦人科を受診し,その検査結果を聞くまでのミニドラマを,
桑好一新潟大学医歯学総合病院周産母子センター教授が,解説する内容となっている.桑教授は,女性が不正出血の原因を知ることは,健康を管理するために重要であり,放置せずに医師の適切な指導を受けて欲しいと要望.そのうえで,不正出血の原因や具体的な診療・検査の手順などを説明した.
 番組の後半には,佐々木繁新潟県医師会長,中川俊男常任理事が出演した.
 佐々木新潟県医会長は,番組のテーマに関連して,「産婦人科医としては,女性の生涯にわたる『かかりつけ医』を心掛けており,健康管理のためにも気軽に産婦人科を受診して欲しい」と述べ,健康保持増進活動の一環として設置された「新潟県糖尿病対策推進協議会」が主宰するイベントや,新潟県たばこ対策研究会との共催による研修会など,県医師会の取り組みについて説明した.
 また,中川常任理事は,かかりつけ医を持つことの意味などを解説するとともに,日医が作成した『たばことがん―生活習慣から考える「がん」の予防』や糖尿病に関するリーフレットを示しながら日医の活動を紹介した.
 なお,番組は,十月二十八日に新潟放送で,午後五時から三十分間,放映された.

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