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第1092号(平成19年3月5日) |
第8回「生命を見つめるフォトコンテスト」表彰式
2,701点から29点が選ばれる
日医と読売新聞社が主催する第八回「生命を見つめるフォトコンテスト」の表彰式が,二月十六日,都内で開催された.
今回は,二千七百一点の応募があり,一次審査で二百点余りに絞り込まれ,最終審査会で,最優秀賞,優秀賞,入選,佳作の全二十九作品を選考した.
主催者を代表して唐澤人会長は,「それぞれに,生命を見つめるというテーマにふさわしい作品である.患者さんの生命と健康を預かる医療提供者として,新鮮な感動を覚えている」と,受賞者に対して,祝意の言葉を述べた.
その後,表彰に入り,最優秀賞を受賞した寺山記臣さん(代理出席)には唐澤会長が,優秀賞受賞者三名には神田俊甫読売新聞東京本社執行役員事業局長,入選五名には中川俊男常任理事,佳作の代表二名に対しては,中井一平読売新聞東京本社編集局写真部長が,表彰状と副賞を手渡した.
最終審査会委員の田沼武能日本写真家協会会長は,「いい写真を撮るには,技術的なことよりも,対象に対して感動していることが大切だ.生命が軽んじられる昨今だが,このフォトコンテストを通して生命の大切さを感じて欲しい」と話し,受賞作品のそれぞれについて講評を加えた.
受賞者を代表して,優秀賞を受賞した田谷光宏さんが,自分の作品の撮影の経緯なども交えて謝辞を述べた.
記念撮影の後,最終審査委員の椎名誠氏,ロザンナ氏,織作峰子氏が,それぞれ受賞作品に対する印象を語った.
なお,受賞作品は,東京都中央区日本橋の三越本店本館三階中央ホールに,二月十三日〜二十五日にかけて展示された.
第8回「生命を見つめる」フォトコンテスト入賞作品
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