|
第1105号(平成19年9月20日) |
8月29日
後発医薬品の使用に関するアンケート調査の実施
中川俊男常任理事は,後発医薬品の使用に関するアンケート調査を実施することを公表した.
本調査は,臨床医の後発医薬品に対する信頼度を把握するため,昨年五〜七月にインターネット上で行った「後発医薬品にかかわる緊急調査」に続くもので,今回は,その使用状況や課題等について,さらに詳細な情報を調査するとしている.
調査は,二〇〇五年九月〜〇七年八月末における,後発医薬品の使用状況と問題点(後発医薬品の使用経験,採用理由,品質,副作用,効果,供給体制,情報提供体制)について,日本病院薬剤師会の協力を得て,同会会員が所属する六千六百六十一施設を対象に行う.
また,後発医薬品の使用に係る問題事例(問題があった後発医薬品の品目数,具体的事例など)の調査は,特定機能病院八十二カ所を対象とする.
同常任理事は,八月末に調査票を発送,九月中に回収予定だと説明.その後,分析を行い,早ければ十月中には集計・分析結果を報告し,必要に応じて,速報値を発表したいとの考えを示し,「今後の後発医薬品使用に関する政策提言の基礎資料としたい」と述べた.
|