|
第1106号(平成19年10月5日) |
海外の医師会との交流を深める
─岩砂副会長と石井常任理事がイスラエル医師会ほかを訪問─
右から石井常任理事,Wapner事務局長,
Blachar会長,1人おいて岩砂副会長 |
|
岩砂和雄副会長と石井正三常任理事は,九月三日から五日まで,イスラエル医師会の招待で,イスラエルのテルアビブを訪問した.
訪問の目的は,両国が守っている国民皆保険制度下での医療に関する意見交換と救急医療についての情報交換であった.
現地では,イスラエル医師会のDr. Blachar会長,Leah Wapner事務局長らの案内で,ラビン・メディカルセンターを始め,グループ診療を行っているクリニックを訪問した.
これに先立って,石井常任理事は,八月二十八日に,米国・シカゴのアメリカ医師会(AMA)本部で開催された『WMJ(世界医師会雑誌)』の改革作業部会に参加した.この作業部会には,座長のDr. DavisAMA会長を含め,十六名の世界医師会(WMA)関係者が参集し,活発な討論が行われた.基本的には,より長期的な観点から再検討すべきとの結論となり,これが十月に開催されるWMAコペンハーゲン総会の理事会に報告されることになった.
その後,石井常任理事は,イタリアのローマに移動し,八月三十一日には,イタリア医師会を訪問.Dr. Benato副会長らの歓迎を受け,同医師会の組織やイタリアの医療制度に関する説明を受けた.同医師会は三十年以上前に,WMAを脱退したが,復帰したいとの意向もあり,今後,情報交換を継続して友好関係を深めていくことで合意した.
|
日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved.
|