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第1106号(平成19年10月5日) |
福田内閣が発足
舛添厚生労働大臣を再任
福田内閣が九月二十六日に発足し,舛添要一現厚生労働大臣が再任された.
舛添厚労大臣は,昭和二十三年生まれの五十八歳.東大法学部政治学科を卒業後,東大教養学部政治学助教授などを務め,平成十三年の参議院議員選挙に初当選.安倍改造内閣発足時に初めて入閣を果たした.
首相官邸で記者会見を行った舛添大臣は,福田康夫首相から,(1)年金記録問題の早急な解決(2)社会保障制度の一体的・総合的な改革(3)医師不足の解消(4)若者,女性,高齢者の雇用対策の推進─の四点について指示を受けたことを明らかにし,とりわけ年金問題に関しては,「国家に対する信頼を回復することが最大の責務と考えている」と述べた.
また,高齢者医療費の窓口負担引き上げ凍結の問題については,「財源の問題もあり,与党と協議しながら一番良い方向を探っていきたい」との考えを示した.
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