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第1109号(平成19年11月20日) |
「心に残る医療」体験記コンクール第2次審査会(11月3日)
最終審査に33編を選考
日医と読売新聞社の主催による,第二十六回「心に残る医療」体験記コンクールの第二次審査会が,十一月三日,都内で行われた.
体験記コンクールは,医療従事者と患者・その家族との「信頼関係」という医療の原点にスポットを当て,心温まる交流記などを募り,優秀作品を発表することで,医療に対する国民の意識を啓発することを目的に実施されている.
今回のテーマは,〈一般の部(中学生以上)〉が,本人,周囲の人の病気やけがに際して出会った医療従事者との交流記や,介護にまつわる体験記.〈小学生の部〉が,「入院の思い出」「好きなお医者さん,看護師さん」「おじいさん,おばあさんの介護」「私たちの校医さん」など,医療・介護に関する作文で,応募総数は,千六百三十四編〔一般の部(中学生以上)千五百八編,小学生の部百二十六編〕であった.
従来は医療部門・介護部門と分けていたものを,今年から,一般の部(中学生以上)としたためか,介護に関する作品が少なくなったようである.小学生の部では,応募数の減少が見られるが,例年と同様,子どもらしい素直な視点で体験や感想をつづった作品が多かった.
当日は,日医広報委員会委員のうち八名が審査員となり,第一次審査を通過した百二十一編から,三十三編〔一般の部(中学生以上)二十一編,小学生の部十二編〕に絞り込む作業を行った.
これらの作品のなかから,十一月下旬に開催予定の最終審査において,一般の部(中学生以上)では,日本医師会賞,厚生労働大臣賞,読売新聞社賞,アフラック賞の四賞と入選(七名)が,また,小学生の部では,最優秀賞(一名),優秀賞,佳作(ともに若干名)が決定される.
なお,表彰式は,平成二十年一月三十一日に都内のホテルで行われる予定.
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