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第1116号(平成20年3月5日) |
唐澤会長が退院
一月四日に小脳出血で倒れ,都内の病院で入院加療を続けていた唐澤人会長が,二月十七日,無事退院した.これを受けて,翌十八日,中川俊男常任理事らが会長宅を訪問し,会長を見舞った(写真).
唐澤会長は,多くの方々から,お見舞いの言葉や励ましの言葉をもらったことに対して「大変元気づけられた」と感謝の意を表明.また,中医協で「平成二十年度の診療報酬改定に関する答申」が取りまとめられたことにも触れ,「その点数配分はまさに病院勤務医師対策に重点を置いたものとなったが,今回の措置が医療崩壊の危機を救う第一歩になることを切に願っている」と述べた.一方,診療所の医師に対しては,負担をかけることになることを詫び,苦渋の選択であったことへの理解を求めた.
今後については,「医療全体,社会保障全体に問題が山積している時こそ,“未来を切り開いていく力”が必要だ」との考えを示し,「諸問題解決のためにも,職務復帰後は,初心に返って,精一杯頑張る」と,その抱負を語った.
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