第1140号（平成21年3月5日）

第10回生命（いのち）を見つめるフォトコンテスト表彰式
2,134点から29点が選ばれる

　第十回「生命（いのち）を見つめる」フォトコンテスト（日医・読売新聞社主催）の表彰式が，二月十二日に都内で開催され，日医からは，唐澤人会長，宝住与一副会長，中川俊男常任理事が出席した．
　冒頭，主催者を代表してあいさつした唐澤会長は，「生命を見つめるフォトコンテストは，今年で記念すべき第十回を迎えた．われわれ医療に携わる者は，このコンテストを通して，毎回，新たに生命について考え，見つめ直す機会を与えられている気がする．多くの感動的な作品に，患者さんの生命と健康をお預かりしている医師として，新鮮な感動を覚えている」と祝意を表し，併せて受賞作品についての感想を述べた．
　引き続き表彰に入り，最優秀賞一名，優秀賞三名，入選五名（一名欠席），佳作（二十名）の受賞者代表四名に，それぞれ賞状・副賞が授与された．
　審査員の田沼武能日本写真家協会会長は，作品の講評を述べるとともに，「写真は，見る人に感動が伝わる時，素晴らしい作品になる」として，撮影者自身の感動が伝わる作品づくりが大切だとした．
　最後に，受賞者を代表して，最優秀賞を受賞した森岡剛洋氏が，作品の撮影の経緯などを交えて謝辞を述べた．
　その後，記念撮影を行い，審査員の織作峰子氏（写真家）とロザンナ氏（歌手）が，受賞作品に対する印象を語った．
　なお，受賞作品は，東京都日本橋三越本店，本館三階特設会場で，二月十日〜二十三日にかけて展示された．

第10回「生命を見つめる」フォトコンテスト入賞作品