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第1178号(平成22年10月5日) |
細川厚労大臣らが日医を表敬訪問
─現職厚労大臣の日医表敬訪問は6年振り─
細川律夫厚生労働大臣は九月二十四日,藤村修副大臣と共に日医会館を訪れ,原中勝征会長始め,横倉義武・羽生田俊・中川俊男各副会長に就任のあいさつを行った.
細川大臣は昭和十八年生まれの六十七歳.明大法学部を卒業後,昭和四十九年,弁護士登録.平成二年の衆議院選挙で初当選し,鳩山・菅両内閣で厚労副大臣を務めていた.
当日の会談では,原中会長が資料を基に日医の会務内容を説明し,「日医は開業医の団体と言われているが,決してそのようなことはない.現に会員の半分は勤務医であり,勤務医の待遇改善に向けた検討も精力的に行っている」と強調.そのうえで,「日医は自分たちの利益のことは考えず,国民が幸せになることを第一に考え,専門家集団として政府を支えていくので,今後も協力願いたい」と述べた.
一方,中川副会長は医学部新設問題に言及.「医学部の定員は過去三年間でも千二百人(十二大学分)増えている.医師不足解消のために,新設を認めてしまえば,医療の質の低下を招くことは明らかだ」として,医学部新設に反対する日医の考えに理解を求めた.
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