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第1260号(平成26年3月5日) |
第15回「生命(いのち)を見つめる」フォトコンテスト表彰式
4,281点から29点が選ばれる
第十五回「生命(いのち)を見つめる」フォトコンテスト(日医・読売新聞社主催)の表彰式が二月六日に都内で開催され,横倉義武会長と石川広己常任理事が出席した.
冒頭,主催者を代表してあいさつした横倉会長は,過去最高となった昨年に次ぐ四千二百八十一点の応募があったことに謝意を示した上で,「日本の平均寿命は世界でトップクラスになったが,いわゆる健康寿命との差は十年近くある.超高齢社会を迎え,この健康寿命を何とか延ばしていきたいと考えている」として,今後も,全国民が健康で長生き出来るよう,日本の宝である国民皆保険を守ることに全力を注いでいくと強調した.
引き続き表彰に入り,最優秀賞一名,日本医師会賞一名,審査員特別賞一名,読売新聞社賞一名,入選五名,佳作(二十名)の受賞者代表六名に,それぞれ賞状・副賞が授与された.
審査員の田沼武能日本写真家協会長は,「幼い子どもが意外とすごい写真を撮る.子どもは感動してすぐ写真を撮るが,大人は格好良く撮ろう,うまく撮ろうと思い,かえってうまく写らない.何に感動して撮るかというのが,良い写真を撮るコツである」とした上で,入賞作品の講評を述べた.
最後に,受賞者を代表して,最優秀賞を受賞した為平晃敏氏が謝辞を述べた.
続いて,記念撮影を行った後,審査員のロザンナ氏(歌手)が受賞作品に対する印象や審査の感想を語った.
なお,日本医師会賞受賞作品における首掛式の乳幼児用浮き輪に関しては,小児科医師より,過去に使用中の事故が発生しており,その結果,極めて重大な事態となる可能性があることが指摘されていることから,今後,注意喚起も含め,真摯(しんし)に対応を行うこととしている.
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