指導:新町クリニック・健康管理センター 高木 敏 |
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検査で肝機能を表すGOT、GPT、γ-GTPのすべての数値が正常化するまで禁酒します。もし禁酒できなければ、あなたはアルコール依存症かもしれません。 | ||
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お酒を飲まずに過ごして得られた良い結果を探してください。力がみなぎり、意欲がわく、他人と口論しない、食欲が出る、家族と話す時間が増えるなど、列挙してください。 さあ、2週間禁酒できたら、その後は次のことを守ってください。 | ||
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純アルコール約22gを1単位として、1日2単位以内、週10単位以内(女性はその半分)を目標に、手帳に1週間の予定を立てます。その横に実際の飲酒量と飲酒場所を記入し、週末に自己評価します(1単位は、ビール大瓶1本、日本酒1合、焼酎お湯割り1合、ウイスキーダブル1杯、ワインはグラス2杯に相当)。 | ||
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どんなときに飲酒量が増えるかを探してください。仕事を終えたとき、接待のとき、気持ちが沈むとき、宴会のときなどを列挙してください。 | ||
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自動車の鍵を見せたり約束があるなど誘いを断る練習をする、清涼飲料水を飲む、カラオケの持ち歌を増やす、会話のネタを増やすなど、さまざまな対策を立ててください。 | ||
一生分の飲酒量は個個人で決まっています。およそ2単位を20年間飲み続けた量といわれますが、それを飲み干してしまうと健康は損なわれます。あなたは大丈夫ですか、計算してみてください。安全な量を越えていたら、少量で楽しめる工夫をしましょう。できるだけ飲まない日をつくると“ほろ酔い”を長く味わうことができます。ストレスがあると飲酒に結びつきやすいので、別表を参考に少しでもストレスを解消する工夫をしましょう。 |
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