指導:日本医師会常任理事 西島 英利 |
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年をとってくると、自然に睡眠時間が短くなります。身体がそのように変化するためですが、眠った気がせずスッキリしない、具合が悪い、寝不足だ、など、不眠の悩みをもっているお年寄りが多く見られるようになっています。 |
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しかし実際に調べてみると、不眠を訴えるお年寄りでも、昼間に居眠りをして意外に長く眠っていることが多いようです。眠りにつくまでの時間は若いころよりどうしても長くかかるようになりますが、実際には本人が感じるほど長くはかかっていないことが多いのです。 昼間は散歩など適度な運動をしたり、寝る前にぬるめのお風呂に入って身体を温め、心身ともにリラックスすることが有効です。 精神安定剤や睡眠薬も医師の指示のもとに正しく使えば効果的で、習慣性も心配ありません。日常生活で工夫してみても改善できない場合は、医師に相談してみましょう。 |
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お年寄りは早寝早起きになりがちなうえに、途中で目が覚めることも多くなります。眠りの質も、深い眠りが減って、浅い眠りが多くなります。身体が思うように動かない、耳がよく聞こえないので思っていることが伝わらないなど、お年寄り特有のストレスがありますが、それがなかなか寝つけない原因になることもあります。 |
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