白クマ
日医白クマ通信 No.1002
2008年9月11日(木)


定例記者会見
「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」における大熊委員発言に対する日医の反論

 一部のマスコミから、9月8日の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」において、大熊由紀子委員(国際医療福祉大教授)が「日本の医療費の多くは診療報酬の水増し請求によるのは公然の事実だ」と発言したとする報道があったことを受けて、中川常任理事は、定例記者会見で、遺憾の意を表明した。

 同常任理事は「過重労働で疲弊している勤務医、産科・小児科・救急医療に奮闘している医療関係者がいるという現状の中で、諸外国と比べても決して高くない日本の医療費の多くが『診療報酬の水増し請求によるものであるのは公然の事実』とする大熊委員の発言は何を根拠にしているのか。これには、全国の会員から怒りの声が殺到している」と批判。「本当にそう認識しているならきちんとしたエビデンスをもったデータを提示すべきである」との考えを示した。

◆問い合わせ先:日本医師会広報・情報課 TEL:03-3946-2121(代)


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