白クマ
日医白クマ通信 No.1174
2009年9月3日(木)


定例記者会見
「新政権にのぞむ」―唐澤会長

定例記者会見


 唐澤人会長は、8月30日に行われた第45回衆議院議員選挙の結果を受け、9月2日の定例記者会見で、「新政権にのぞむ」と題して、日本医師会の考えを公表した。

 会長の発言は以下の通りである。

 8月30日に行われた第45回衆議院議員選挙において、民主党が衆議院第1党となった。日本医師会は新政権に対して、今後、国民が真に安心できる充実した医療政策を進めることを期待する。

 今回の衆議院議員選挙は、医療に関しては、地域医療の崩壊が現実化した状況を、政治がどのように方向転換させるのかを問う選挙であったと言える。

 そして、今回の選挙結果は、国民一人ひとりが、医療を含めた社会保障制度をより充実したものにすることを強く求めた結果であると考える。

 政府は、国民の生命と生計を守る社会保障に対して、明確な理念を示し、国民に対し安心を保障する責務がある。

 日医は、このために、医療のグランドデザインの発表をはじめ様々な形で、政府に対して医療における政策提言を行ってきた。

 新たに発足する政権与党に対し、国民が安心して健康な生活を送れるよう、充実した医療提供体制の確立を目指し、今後一層強力な政策提言を行っていく所存である。

◆問い合わせ先:日本医師会 広報・情報課 TEL:03-3946-2121(代)
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