白クマ
日医白クマ通信 No.1312
2010年8月12日(木)


埼玉県秩父郡市医師会
「秩父郡市医師会と秩父地域議長会の意見交換会」報告

 標記の会名で、秩父地域1市4町の市町議会議員と秩父郡市医師会役員との意見交換会が、7月26日(月)秩父宮記念市民会館で開催された。

 出席者は、市町議会議員50名(総数75名中67%)、医師会役員23名、その他の計98名であった。

 まず、秩父郡市医師会が基調報告を行った。

(1)秩父郡市医師会の目的及び事業

 定款の「目的及び事業」の条文を引いて説明した。

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(2)地域医療活動

 1)自治体との連携業務として、予防接種、乳幼児検診、がん検診、特定健康診査、両親学級、各種講演会、健康づくり委員会、各自治体の協議会等への参加など、2)学校医活動、3)学童心臓二次健診、4)住民胸部間接レントゲン読影、5)介護認定審査会への参加、6)大型災害時の医療救護体制整備、7)地域産業保健センター等について説明した。

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(3)救急医療の状況

 1)二次救急病院群輪番制、2)休日診療所、3)休日在宅当番医制、4)平日夜間小児初期救急医療体制、5)二次救急病院への休日出務、6)救急医療の現状、などを説明した。

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(4)秩父看護専門学校設立の経緯

 高等看護学校の運営費が、市立では補助の対象にならないことから、秩父市から、経済的な支援を前提に医師会立にしてほしいとの申し入れがあった経緯を、改めて説明した。

 質疑応答では、小児の窓口無料化、医師不足、ワクチン導入、看護専門学校の現況、その他の質問があり、医師会担当者が回答した。

(文責:秩父郡市医師会副会長 新井政幸)

◆問い合わせ先:秩父郡市医師会 TEL:0494-22-0570


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