白クマ
日医白クマ通信 No.136
2005年6月9日(木)


第5回自浄作用活性化委員会

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◆「自浄作用活性化推進に向けて−ハンドブック」について討議◆

 第5回自浄作用活性化委員会が、6月6日、日医会館で開催された。

 議事は、「自浄作用活性化推進に向けて―ハンドブック―(案)」についてであった。

 石川育成委員長の司会で開会したのち、寺岡暉副会長は都道府県医師会医事紛争担当理事・自浄作用活性化担当理事合同連絡協議会の様子、医療事故防止研修会の発足経緯などを報告した。

 議事では、ハンドブックのなかの「不正行為への対応」(取扱い作業手順)部分について討議が行われ、どのようなものを不正行為とするか、会員の不正行為について具体的な例示の必要があるかどうかが焦点となった。

 委員からは、「医事紛争対策委員会、保険指導(保険委員会など)、診療情報提供推進委員会などで、この委員会での検討を付託された医療機関・医師」などの具体的な文言を入れるべきだとする意見と、例示は緩やかにして、各都道府県医師会の裁量に任せるべきとする意見が出された。

 最終的に、「解説」の項に、「法律違反、倫理違反、医療事故の繰り返し等の不正行為と疑わしき事案について、会長より自浄作用活性化委員会に調査を付託する」との文言が盛り込まれ、のちに委員の承諾を得ることとなっている。

 また、非会員に対する考え方として、可能な限りコミュニケーションの輪を広げて、医師会に加入している医師なら安心であるというような評価が認められるように、医師会員は努めるべきだとする意見が多く出された。


大阪府医師会 過重労働解消が喫緊課題

大阪府医勤務医部会委員総会


 ―全医療従事者とともに行動すべき府医勤務医部会委員総会で酒井会長が表明―

 大阪府医師会勤務医部会第37回定例委員総会が5月24日午後に開催され、酒井國男大阪府医師会長は、勤務医部会に対する所信を述べた。

 酒井会長は昨年4月の会長就任時の所信で、特に、勤務医との連携強化と女を超え57%を占めている現況から、医師会活動の活性化を図るためにも、常置しているすべての委員会への勤務医会員の参加を求めたとした。その上で、勤務医部会活動が活発化することで、府医の活動を支える大きな主柱になると強調した。

 また、現在、中医協の委員選出方法が議論されていることに言及するなかで、勤務医自らがその代表を選出せよとの発言がないことに対して、非常に残念なこととの私見を述べた。

 さらに、今の勤務医の置かれている立場を概観し、あまりにも過重労働傾向が強いと指摘。医療の安全対策に対しては、先日のJR脱線事故を例に、過密な労働条件のもとでは事故が必然的に発生すると述べた上で、勤務医だけではなくすべての医療従事者とともに、医療費総額拡大を目指しての行動を起こさなければならないと強調し、府医とともに一致団結した行動を呼びかけた。

 次いで、あいさつした村田雄二勤務医部会長(大阪府医師会副会長)は、病院医療にかかわる社会的な要求が質・量ともに多様化する中、勤務医が身を削るような努力で、病院医療のクオリティーを保っていると強調。その上で、現在、勤務医が直面している就業形態や女性医師問題などに対して、能動的に問題解決に乗り出し、勤務医部会の歩みを将来に進めていきたいと力説した。

文責:大阪府医師会理事 中川やよい

◇問い合わせ先:大阪府医師会広報課 TEL:06-6763-7013


大阪府医師会 より的確な初期対応を 新生児の蘇生講習会を4回シリーズで開催

 新生児の蘇生講習会


 大阪府医師会では、周産期医療施設の医師および医療スタッフが、新生児の緊急事態の際に蘇生術の施行などの初期対応を、より的確に行えるよう、新生児蘇生講習会を今年度、4回シリーズで開催することになった。第1回講習会は5月21日に行われ、大阪府医師会館に20人が参加した。

 まず、関西医科大学小児科の木下洋助教授が「新生児蘇生・アルゴリズム」を講演。その後、木下氏をはじめとする5人のチューターが指導する中、新生児のダミー人形を用いて、蘇生の適切な手技を実習。さらには、症例のシナリオに基づくさまざまな状況を想定したシミュレーション訓練が行われた。

文責:大阪府医師会理事 中川やよい

◇問い合わせ先:大阪府医師会広報課 TEL:06-6763-7013


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