白クマ
日医白クマ通信 No.1404
2011年3月24日(木)


定例記者会見
「東北地方太平洋沖地震に対するこれまでの日医の対応について(1)」
―原中勝征会長

定例記者会見


 日本医師会は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に対し、即日、災害対策本部を設置し対応してきた。3月23日の3度目となる記者会見では、多くの役員が出席し、これまでの日医の対応について説明した。

 冒頭、原中勝征会長は、「このたびの史上まれにみる大地震、大津波の被害により、わが国は2万人以上の死者あるいは、行方不明者を出すことになった。日医は、現地の人たちを如何に支援するか、日々検討して、実行している」と述べた。

 さらに、19日に行われた、医薬品の搬送について、「輸送方法は今までになく、アメリカ軍、自衛隊、民間の協力を得て、地元の医師会から、各被災地に届けることが出来た。一刻も早く被災者に必要なものを届けることを考え、非常にスムーズに実施出来たことに、各所に御礼申し上げる」と述べた。

 また、「日本医師会災害医療チーム」(JMAT(ジェイマット)=Japan Medical Association Team)の活動について、「DMATの活動の後、避難所等で生活している方々に、1、2カ月の長い期間でJMATが活動し、地元の方々に協力していきたい。様々な関係団体と一緒に行動しており、これからの活動が大切になる。今後とも、日本医師会は、国民のための活動をしていきたい」と述べた。

 当日は、横倉義武・中川俊男両副会長、三上裕司・鈴木邦彦両常任理事から各担当分野について説明が行われた。

◆問い合わせ先:日本医師会 広報・情報課 TEL:03-3946-2121(代)
◇関連資料はこちら⇒JMATPDF(71KB)
◇関連ページはこちら⇒東日本大震災 関連情報


  日本医師会ホームページ
http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association.
All rights reserved.