日医白クマ通信 No.1493 2011年12月21日（水）

京都府医師会 京都府医療推進協議会 「受診時定額負担、軽医療免責制」をテーマにイベントを開催

去る12月11日（日）、京都市内において、京都府医師会など31団体で構成する京都府医療推進協議会が府民参加型イベント『窓口で払う医療費が増えるって本当ですか？軽医療免責制ってなに？』を開催し、約2,000人が参加した。 　当日は、軽医療免責制をテーマに安達秀樹京都府医師会副会長が講演し、受診時定額負担の概要、影響などについて、自動車保険の免責制を例に説明した。聴衆との質疑応答では、「受診時定額負担により受診抑制が起こり、病状の悪化が危惧される」とした。 　講演の最後には、受診時定額負担、軽医療免責制の導入に反対し、公平な負担の下、だれもが等しく安心して医療を受けられる国民皆保険制度を堅持する決議を採択した。 　また、キャラクターショーを実施したほか、京都府医療推進協議会構成団体の特色を活かした相談コーナーや検査コーナーが催され、更に来場者の健康増進に寄与すべくステージイベントが展開された。 （文責：京都府医師会理事　坂東一彦） *　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*　* ◆問い合わせ先：京都府医師会保険医療課（京都府医療推進協議会事務局） 　TEL：075-354-6107