白クマ
日医白クマ通信 No.1642
2013年2月28日(木)


定例記者会見
「予防接種率の向上を目指し、子ども予防接種週間を実施」
―道永常任理事

定例記者会見


 道永麻里常任理事は2月27日の定例記者会見で、今年度の「子ども予防接種週間」について、説明を行った。

 「子ども予防接種週間」は、保護者をはじめとした地域住民の予防接種に対する関心を高め、予防接種率の向上を図ることを目的として、日医、日本小児科医会、厚生労働省の主催、文部科学省、「健やか親子21」推進協議会の後援により実施しているものである。

 今年度は、実施期間を3月1日(金)〜7日(木)までの7日間とし、医療機関の協力の下に、1.ワクチンで防ぐことが出来る病気(VPD:Vaccine Preventable Diseases)から子ども達を救うため、種々の予防接種についての広報・啓発を行う、2.予防接種について、保護者からの相談に応じる、3.通常の診療時間に予防接種を受けにくい人たちが、土曜日、日曜日等に予防接種を受けられる体制を構築し実施する―ことになっている。

 同常任理事は、「子ども予防接種週間」の期間中の接種人数は約15万6,000人(平成21年度)、約27万3,000人(平成22年度)、約27万6,000人(平成23年度)となっていることを報告。「この機会を利用して、今年度にもより多くの方に接種を受けて頂きたいと考えており、マスコミの方々にも、更なる周知に向けた協力をお願いしたい」と述べた。

 なお、ポスターに関しては、日医雑誌2月号に同封し、全会員に配布している他、日医ホームページでも詳しく紹介している。

◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03-3946-2121(代)
◇関連資料はこちら⇒実施要領PDF(102KB)ポスターPDF(582KB)


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