日医白クマ通信 No.1725 2013年12月3日（火）

フィリピン台風で緊急支援活動を行うＡＭＤＡに支援金を寄付

横倉義武会長は11月22日、日医会館で、フィリピンで緊急支援活動を展開しているＡＭＤＡの菅波茂代表に、支援金として500万円を手交した。同団体は、相互扶助の精神に基づき、災害や紛争発生時、医療・保健衛生分野を中心に、多国籍医師団による緊急人道支援活動を展開しており、現在はフィリピンで甚大な被害をもたらした台風30号の被災者に対する医療支援活動を行っている。 　菅波代表は、被災直後から現地にスタッフを派遣し、治安の悪い場所であっても、自衛隊等の協力を得ながら活動を進めていることを報告。「アジア相互扶助緊急救援ネットワーク」として各国医師会とも連携したいとの意向を示し、日医から台湾や韓国医師会等への協力依頼を要請した。同席した石井正三常任理事は、他国の団体と連携して活動を展開するＡＭＤＡは多国籍オペレーションの先駆けであると評価した。 ◆問い合わせ先：日本医師会　国際課　TEL:03-3946-2121（代）