白クマ
日医白クマ通信 No.1734
2013年12月18日(水)


福岡県医師会
「福岡県医師会、福岡県獣医師会との間で学術協力の推進に関する協定を締結」

福岡県医師会


 福岡県医師会と福岡県獣医師会はこのほど、学術協力の推進に関する協定を締結することとなり、12月12日に福岡県庁内において、藏内勇夫日本獣医師会会長、服部誠太郎副知事、野原隆士県会議員、秋田章二県会議員の出席のもと、松田峻一良福岡県医師会会長と草場治雄福岡県獣医師会会長が協定書に調印した。

 この協定は、平成25年11月20日に日医と日本獣医師会が学術協力の推進に関する協定を締結したことを受け実現したもので、都道府県医師会としてははじめての試みとなる。

 今日、高病原性鳥インフルエンザをはじめとする多くの人獣共通感染症の流行制御への関心や、食品の安全性確保に関する意識が高まっており、医師と獣医師が緊密に連携し、安全で安心な社会を構築することが求められている。協定書の基本事項は、

1.医療及び獣医療の発展に関する学術情報を共有し、連携・協働する、
2.両者が必要とする学術情報を可能な限り相互に提供する、
3.両者による課題別及び体系的活動の推進を図る、
4.地域レベルにおける医師及び獣医師の交流を促進する、

と掲げられている。

 調印に際し、松田会長は、「今後は福岡県医師会と福岡県獣医師会の協力関係のもと、県民の健康・生活を守るために実効性のある対応を図っていきたい。」と述べた。

(文責:福岡県医師会常任理事 原口宏之)

◆問い合わせ先:福岡県医師会 TEL:092-431-4564(代)


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