白クマ
日医白クマ通信 No.176
2005年7月27日(水)


第3回禁煙推進委員会(プロジェクト)「未成年者の喫煙防止対策について議論」

第3回禁煙推進委員会


 第3回禁煙推進委員会(プロジェクト)(委員長=藤森宗徳千葉県医師会長)が、7月22日に日医会館で開催された。

 冒頭のあいさつで、櫻井秀也副会長は「本委員会からの提案に基づいて進めてきた禁煙推進活動が各方面にインパクトを与え、成果を挙げつつあると感じている。今後とも皆さんの意見を参考に、日医としてさまざまな施策を実現させていきたい」と述べた。

 つづいて、静岡県立こども病院内分泌代謝科の加治正行氏による講演「こどものための卒煙外来」が行われた。

 喫煙者の低年齢化、中学・高校生の喫煙率の上昇など深刻な状況にあるなかで、加治氏は、子どもの喫煙者に対してもニコチンパッチなどの禁煙補助薬が有効であることを説明。たばこを吸ったことに対する罰を与えることよりも、ニコチン依存症という疾患の治療が重要であると力説し、「子どもの喫煙は、たばこに手を出す環境を作っている大人の責任である」と結んだ。

 次に、担当の土屋隆常任理事および各委員から提出資料について説明がなされ、会長諮問「未成年者の喫煙防止対策」についての審議に移った。子どもが安易にたばこを入手できる自動販売機の問題や、たばこの健康被害を啓発する方法などについて活発な意見が交わされた。また、櫻井副会長は、日医をはじめすべての都道府県医師会館で全館禁煙が達成されたことを報告した。

 今後は、今までの審議内容を取りまとめ、答申案を検討する予定となっている。

*土屋隆常任理事の「隆」の字は機種依存文字なので、近い字を使用しております。ご了承ください。


福岡県医師会医療モニター制度「メディペチャ」平成17年度開始!

福岡県医師会


 この医療モニター制度は、診療を受ける立場にある県民の方々から、医療・医師会・医療機関・医師等に対する意見や要望、医療全般に感じていることを直接お聞きし、それらの声に耳を傾けることで、医師と患者との垣根を少しでも低くしようという思いから始めたもので、今年で3年目を迎えている。

 メディペチャ(福岡県医師会の一般市民参加型の医療モニター制度)とは、メディカル(医療)とぺチャクチャ(おしゃべり)を合わせた造語で、この制度の愛称である。

 今年度、第3期生となるモニターを新聞・刊行紙等で一般公募し、1会場10名、県内4会場、計40名を決定した。

 7月23日には、福岡会場にて第1回目となる「メディペチャ福岡」(医療モニター会議)を開催し、約90名近い応募の中から選ばれた10名のモニターの忌憚のないご意見を拝聴した。今後2回、3回と会合を持ち、医師を交えて意見交換を行う。

 毎年のことではあるが、1回目は、いろいろ耳の痛い意見・批判が飛び出すが、3回目ともなると、最初の厳しい雰囲気から親近感を持って互いに話し合う風に変化してくる。会の中で、「医師会ってどう思いますか?」という問いを必ず行うが、ほとんどの方が「全く知らない」か「圧力団体」と答える。これだけ地域に密着した職業団体でありながら、その活動を知られていないことは、大きな問題ではないかと考えている。

 この点も踏まえて、医師会がモニター制度を取り入れることは、医師自らが歩み寄り相互理解し合う努力を行うことであり、福岡県医師会が未来に向かって「県民に開かれた医師会」を目指し、必要とされる存在として発展していくための大切な活動のひとつとして捉えている。

 今後も医師会活動が県民に正しく認識されるよう積極的に広報活動を続けて行きたい。                   

(文責:福岡県医師会広報担当理事 宮崎良春)

◆問い合わせ先:福岡県医師会 TEL:092-431-4564

*宮崎良春理事の「崎」の字は機種依存文字なので、近い字を使用しております。ご了承ください。


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