白クマ
日医白クマ通信 No.240
2005年10月5日(水)


長崎県医師会 『四病院団体主催「救急医療防災セミナー」のご案内』

 標記セミナーを長崎県医師会病院部会が共催し、下記のとおり開催いたします。
 各都道府県医師会の担当役職員ならびに関心がある方の参加もいただければと存じご案内いたします。
 また、報道関係の皆様には、ぜひ取材にお越しいただきますようお願いいたします。

1.日時
平成17年10月22日(土) 午前9時30分〜午後5時

2.場所
長崎県医師会館 (長崎市茂里町3番27号)

3.主催
四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)

4.問い合わせ先
長崎県医師会 TEL:095-844-1111

5.プログラム

午前9時45分〜10時35分
 「緊急被ばく医療」

午前10時40分〜11時30分
 「集団災害の医療対応 ―何が提唱され、何が整備されつつあるのか―」

午後12時30分〜1時20分
 「長崎県における救急医療白書」

午後1時25分〜2時15分
 「小児救急医療の現状と課題」

午後2時20分〜5時
 シンポジウム:「メディカルコントロールの現状と問題点」
 基調講演:「メディカルコントロール体制構築の現状と課題」(50分)
 日本医科大学附属千葉北総病院救命救急センター長・教授 益子邦洋

 また、4名のシンポジストによる「医師の立場から」「救急救命士の立場から」と題する発表が行われます。


大阪府医師会 「第4回大阪千里メディカルラリーを開催」
『救命医療は現場から始まる』

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 大阪府医師会と大阪府立千里救命救急センターの共催による「第4回大阪千里メディカルラリー」が、9月17日、吹田市のエキスポランドの協力を得て開催され、過去最多の19チーム・約120人が参加した。

 このメディカルラリーは、救急医療を専門とする医師・看護師・救急救命士がチームを編成し、事故現場や救命医療を要する状況を想定したポイントを巡り、それぞれの現場で、傷病者の救助・処置等を行うもの。競技チームに対して、事前に事故や傷病者の状況等は知らされない。順位は、限られた競技時間のなかで、判断や処置の的確さなどの合計得点で争われる。また、競技を通じて、救急医療機関内だけでなく、ドクターカーなどによる現場出動の際の訓練としても役立つことが期待されている。

 今回の競技ポイントの課題は、落盤事故・池でのボート転覆事故・自動車事故での各負傷者への処置、日本語を話せない外国人女性の出血事例、第二次トリアージによる優先搬送者の決定、同時多数負傷者発生時における医療救護チームの指揮・連携の6題。

 事故現場を模した課題のなかで、各チームは、二次災害から安全を確保し、状況をすばやく把握したうえで負傷者への救命処置に取り組んだ。

(文責:大阪府医師会理事 中川やよい)

◆問い合わせ先:大阪府医師会広報課 TEL:06-6763-7013


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