白クマ
日医白クマ通信 No.248
2005年10月19日(水)


第5回「医療に関する規制改革」検討チーム
「構造改革特区の第7次提案に対する政府の対応方針」について日医の考えを説明

第5回「医療に関する規制改革」検討チーム


 第5回「医療に関する規制改革」検討チームが、10月18日に日医会館で開催された。

 当日は、構造改革特別区域推進本部が発表した、「構造改革特区の第7次提案に対する政府の対応方針」のなかから、全国規模で実施が予定される、(1)二次医療圏内における公的病院の統合再編整備に向けた病床規制の緩和、(2)NPO法人による治験審査委員会(IRB)設置と共同IRBと施設IRBの業務分担の可能化――について、櫻井秀也副会長が日医の考えを説明した。

 (1)の規制改革の概要は、公的病院等に加え、医療法人が後医療を担うことを可能にし、統合再編整備を進めやすくするものであるが、日医としても、自治体病院・公的病院の統合再編整備が進んでいくこと自体は良いとした。

 (2)については、一定の要件を満たしたNPO法人を、IRBの設置主体として加える等の規制改革の概要が示されたが、設置主体となるNPO法人の要件が適正であれば、日医としては反対しないとした。

 また、17日より1カ月間の予定で開始された、「特区、規制改革・民間開放集中受付月間」についても説明をし、情報提供などの協力を求めた。


埼玉県秩父郡市医師会 「第8回 医家文化展開催のお知らせ」

 埼玉県秩父郡市医師会では「第8回 医家文化展」を、下記のように開催します。

 この展覧会は、医師会員とその家族および医療従事者のオリジナル作品を一般に公開しています。患者さんや市民の皆さんとの交流を深めるため、医療関係者の普段とは別の側面に触れてもらい、親しみを持っていただこうという趣旨で隔年に行われ、毎回多数の方々が来場しています。

 作品は絵画、写真、書、陶芸、工芸、手芸、盆栽、生け花など、多岐にわたっています。玄人はだしの作品、つたないながら親しみのもてる作品など、いろいろ出品されます。また、特別コーナーとして、「埼玉県医師会誌」のカットを担当している医師会員の五野上氏の水墨画を特集して、「五野上智三の水墨画」を展示します。

 報道関係の皆さまには、ぜひ取材にお越し下さい。

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「第8回 秩父郡市医師会 医家文化展」

日時:平成17年11月3日(木・文化の日)、4(金)、5日(土)
   午前10時から午後5時まで
   6日(日)午前10時から午後3時まで 

会場:秩父市立図書館3階ホール
   埼玉県秩父市上町3-6-27
   TEL:0494-22-0943

(文責:秩父郡市医師会理事、医家文化展担当 大友一夫)

問い合わせ先:秩父郡市医師会 TEL:0494-22-0570


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