白クマ
日医白クマ通信 No.733
2007年9月27日(木)


静岡県浜松市医師会
「国民医療を守る浜松市民の集い〜地域医療崩壊の危機〜」

国民医療を守る浜松市民の集い


 去る9月22日(土)午後1時より、浜松市教育文化会館(はまホール)において、浜松市医師会と浜松市の共催となる「健康はままつ21講演会」の冒頭に標記市民集会を開催した。

 当日は、一般市民約850人の参加者が会場を埋め尽くし、山口会長によるパワーポイントを用いての趣旨説明が行われ、浜松市医師会は日本の医療保険制度の長所である、(1)「国民皆保険」(2)「フリーアクセス」(3)「現物給付」を守る旨の宣言を行い、会場内から割れんばかりの拍手喝采を受けた。

 その後、「終末期医療とリビング・ウィル」(愛知県がんセンター名誉総長:大野竜三先生)、「世界一の長寿国の危機〜生活習慣病、特にメタボリックシンドロームへの対策」(慶應義塾大学名誉教授:猿田享男先生)の講演会に移り、両講師からも日本の医療医療制度崩壊の危機、医療費抑制に係る様々なしわ寄せ、新に始まる特定健診・特定保険指導の問題点が訴えられ、浜松市民に対し国民医療に対する重要性の啓蒙普及に関与し、盛会裡に終了した。


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