日医白クマ通信 No.832 2007年12月20日（木）

栃木県医師会「国民の医療を守る栃木県民集会」開かれる

−地域医療を守る医療費の確保並びに患者の負担増反対など４項目決議−

　来年度予算確定前に、医療崩壊の阻止を望む国民の声を地方から政府に発信することを目的に、標記集会が12月12日（水）午後７時から、とちぎ健康の森に於いて市民団体や医療関係団体など27団体で組織する栃木県医療推進協議会が主催となり、約550人が参加して開催された。

　なお、いつでも、どこでも、誰もが公平、平等に安心して医療が受けられる国民皆保険制度を守るため、さらなる患者負担増の反対を広く県民とともに政府に対して強く要望する決議が満場一致で採択した。

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決　議

　わが国の医療は崩壊し始めている。国民が安全で安心な医療を受けられるための医療提供体制を確保しなければならない。

　よって、本集会参加者全員の総意として、次のとおり決議する。

一．患者の負担増反対

一．高齢者のための療養施設の確保

一．医師・看護職等の不足の解消

一．地域医療を守る医療費の確保

平成十九年十二月十二日

国民の医療を守る栃木県民集会

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（文責：栃木県医師会広報担当理事　前原　操）

◆問い合わせ先：栃木県医師会　TEL:028-622-2655