検査はがんのできた部位により異なります。気管や太い気管支の付近にできる中心型の肺がんは胸部X線検査ではなかなかわかりません。痰の中にがん細胞が混じっていないかを調べる「喀痰細胞診」や、口や鼻から気管支鏡を挿入してがんを直接見る「気管支鏡検査」を行います。 一方、枝分かれして細くなった気管支やその先にある肺胞など、肺の奥のほうにできる末梢型の肺がんは、「胸部X線検査」や「CT検査」によってその存在がわかります。その影ががんであることの確認は気管支鏡検査、胸の外から針を刺す検査、または胸腔鏡検査によって行われます。 |
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