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●口内炎とは
●主な口内炎の特徴
●間違えやすい病気と口内炎の注意
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口内炎とは関係ありませんが、口内炎と間違われることがある白板症と紅板症について簡単に触れておきましょう。口内炎だと思っていたものが、実はガンだったというケースもあるため十分に注意することが必要です。
口内の粘膜が繰り返し摩擦を受けることで、白色の板状(斑状)に角化する病変です。
一見、口内炎に似ていますが、口内炎と違って白板症(はくばんしょう)に痛みはありません。前ガン病変(ガンになる一歩手前の状態)と考えられています。
非常にまれですが、紅板症(こうばんしょう)という前ガン病変もあります。これは紅色肥厚症(こうしょくひこうしょう)ともいわれ、舌や歯肉の粘膜が薄くなり、鮮やかな紅色になります。刺激痛を自覚することが多く、これは病変部の粘膜が薄くなることによります。白板症よりもガン化しやすいといわれています。
※口内炎の注意点
自分の口の中に口内炎のようなものができたとき、ふつうの口内炎か、他の病気が原因の口内炎か、あるいは口内炎に似ている別の病気かは、自分ではわかりません。
ふつうの口内炎の場合はたいてい2週間ほどで治りますから、口内炎のような症状が2週間以上も続くような場合は、口腔外科や耳鼻咽喉科、歯科を受診することをおすすめします。
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