| ・ | 診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下のいずれかの方法によって病原体診断や血清学的診断がなされたもの。 |
| ・ | 病原体の検出:ウエストナイルウイルスが血液あるいは脳脊髄液から分離される。 |
| ・ | 遺伝子の検出:ウエストナイルウイルス遺伝子が血液あるいは脳脊髄液中に検出される。 |
| ・ | 抗体の検出:ウエストナイルウイルス特異的IgMが血液あるいは脳脊髄液中に検出される。 |
| ・ | 抗体の検出:ウエストナイルウイルス特異的IgG(中和法で確認する)が血液中に検出され、ペア血清において4倍以上の上昇が確認される。 |
<注意> |
| ・ | なお、特異的IgM、中和抗体とも日本脳炎ウイルスと交叉するので、日本脳炎ウイルスに対するよりも高値であることを確認する必要がある。 |
| ・ | IgMにおいてもペア血清で上昇を確認することが望ましい。 |