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第1104号(平成19年9月5日) |
8月22日
日医との連携によりAMDAがペルー沖地震緊急医療活動を開始
石井正三常任理事は,AMDA(Association of Medical Doctors of Asia:一九八四年に設立された国際医療ボランティア組織)が,日医と連携を取り,ペルー沖地震緊急医療活動を開始したことを公表した.
ペルーでは,八月十五日の午後(日本時間十六日午前)にマグニチュード八・〇の地震が発生.死者五百十人,負傷者が千五百人を超えるなど,大きな被害が出ている.この状況を踏まえて,AMDAでは,第一次緊急医療チームの派遣を決定.日医がその活動の支援をすることとなった.
AMDAからの報告によると,十八日に日本を出発した第一次緊急医療チームは,十九日に首都リマに到着.二十日の夕刻からは,被災地のサン・ホセ・デ・ロスモリスで,新潟県中越沖地震の際と同様に,日医の腕章を付けて,緊急医療活動を開始したという.また,今後は,AMDAボリビア支部からも医療チームの派遣を求めるとしている.
記者会見のなかで,同常任理事は,今後もAMDAの緊急医療活動を支援していくとの考えを示すとともに,ペルー医師会とも連絡を取り,今回の支援活動に対して連携が図られるよう依頼したことも明らかにした.
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