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第1192号(平成23年5月5日) |
4月13日
JMATの今後の活動方針について説明
石井正三常任理事は,JMAT(日本医師会災害医療チーム)の今後の活動方針について説明した.
同常任理事は,まず,四月十三日十二時現在のJMATの派遣状況について,派遣中(派遣済みを含む)が四百八十一チーム,派遣に向けて準備中が百四十一チームあることを報告.今後の活動方針については,被災県の意向を重視し,対応していくことを強調した.具体的には,「派遣が必要なそれぞれの地域に対して,担当の都道府県医師会から継続的な支援を行って欲しい」と述べた.
また,今後,必要性がさらに高まることが予想される精神科医療・小児医療チームの継続的な派遣も検討していきたいとした.
さらに,同常任理事は,「被害の大きかった岩手,宮城,福島の三県以外の都道府県にも避難所が多く設置されていることから,そこに避難している方たちの健康管理も,今後重要になる」として,都道府県医師会に対し協力を求めていく考えを示した.
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