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第1214号(平成24年4月5日) |
3月7日
日医理事に勤務医枠の創設を─勤務医委員会が要望書
【詳細は日医HPで】
勤務医委員会は,このほど,日医理事に勤務医枠を創設することを求める要望書を作成し,二月二十四日に泉良平委員長(富山県医師会副会長)から原中勝征会長に提出した.
本要望書は,同委員会が会長諮問「すべての医師の協働に果たす勤務医の役割」に対する答申を取りまとめる中で,委員の総意として作成されたものである.
要望書では,勤務医が積極的に,そして主体的に医師会活動に参加することが重要だとした上で,日医での勤務医の組織率向上を図ることが出来れば,全ての医師の協働が進み,日医がより強固な団体として活動することが出来ると指摘.その実現のためには,日医の中に,これまでよりも多くの勤務医の意見を反映し,日本の医療を守るために勤務医が活動する機会を作る必要があるとして,日医理事に勤務医枠を設けることを求めている.
要望書の内容を説明した三上裕司常任理事は,勤務医枠の創設について,「役員の中に占める勤務医の割合は各医師会の事情によって異なるが,都道府県医師会の中には新潟県医師会のように役員の半数以上が勤務医というところもある.勤務医からの強い要望もあるので,勤務医枠の創設が出来るよう執行部内で検討していきたい」とした. |