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第1240号(平成25年5月5日) |
バングンタパン第三保健センター(インドネシア)訪問について
バングンタパン第三保健センターにて
(左から横倉会長,センター長,
石井常任理事) |
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横倉会長,石井常任理事はWMAバリ中間理事会の帰路,四月八日にジョグジャカルタのバングンタパン第三保健センターを訪問した.
同センターは,二〇〇六年五月二十七日に発生したジャワ島中部地震(マグニチュード六・三)に対する都道府県医師会,郡市区医師会,一般会員からの義援金により,AMDA(Association of Medical Doctors of Asia:一九八四年に設立された国際医療ボランティア組織)の復興支援事業を通じて建設されたものである.
当事業は,日医が保健センターの建設という具体的な復興支援事業に協力した初めてのケースであり,同センターでは現在,一日約八十人,年間約二万四千人の診療が行われ,地域住民の健康管理に重要な役割を果たしている.
同センターには,日医の名前が入った銘版と,「友として,地震に被災された人たちの健康と幸せを祈る」とした日医とAMDAによるプレートが掲げられるなど,感謝の意が表されている.
バングンタパン第三保健センター |
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