日医ニュース
日医ニュース目次 第1282号(平成27年2月5日)

日本医師会テレビ健康講座(愛媛県)
「知っていますか? 怖いマダニの話〜咬(か)まれたときの対処法と予防策〜」をテーマに

日本医師会テレビ健康講座(愛媛県)/「知っていますか? 怖いマダニの話〜咬(か)まれたときの対処法と予防策〜」をテーマに(写真) 「日本医師会テレビ健康講座─ふれあい健康ネットワーク」の収録が一月十七日,愛媛県医師会並びに南海放送の協力の下,テレビ局内のスタジオで行われた.
 今回の番組では,近年マダニによる感染症で死亡者が出る等,マダニによる被害が愛媛県内で増加する中,その危険性があまり知られていないことから,テーマに「知っていますか? 怖いマダニの話〜咬まれたときの対処法と予防策〜」を取り上げ,藤智明松山赤十字病院第一内科部長が,マダニに対する予防法や対処法,また,マダニによる感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の危険性や治療法について,ミニドラマやクイズを交えながら分かりやすく解説した.
 番組に出演した久野梧郎愛媛県医師会長は,マダニに関する正しい知識の周知や注意喚起の重要性について,また,万が一,マダニの被害にあった場合,休日・夜間の当番医等,地域の医療機関を検索することができる「えひめ医療情報ネット」について紹介.「これからの行楽シーズンに向けて,正しい知識を身につけ,楽しんで頂きたい」とした.
 同じく,番組に出演した石川広己常任理事は,SFTSウイルスを保有するマダニは全国的に確認されており,愛媛県だけの問題ではないとして,「マダニに咬まれた場合は絶対に自分で取ろうとせず,直ちに皮膚科にかかって欲しい」と改めて注意を促した.
 なお,番組は,二月二十二日(日)に南海放送で,午後三時から三十分間放送される予定.

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