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日医役員と台湾医師会役員との懇談会 「双方の医療事情を報告し意見交換」 |
懇談会には、台湾医師会から李明濱会長、呉運東前会長他4名、台北市医師会から7名が、日医からは唐澤人会長、竹嶋康弘・宝住与一・岩砂和雄各副会長、石井正三常任理事が出席した。 唐澤会長の歓迎のあいさつに続いて、李会長が日医との交流に謝意を表明。 議事では、日本と台湾それぞれの医療事情について、報告と質疑応答が行われた。竹嶋副会長は、「安心と安全な医療を目指して―待ったなし、わが国の社会保障改革―」と題した資料を基に、日本の医療保険制度のあり方、医療現場の実態、社会保障費の削減と医療費の国際比較などについて解説した。 一方、李会長は台湾における最近の医療事情として、医療過誤の刑事訴追と診療報酬の不正請求が問題となっているとし、日本の状況を尋ねたことに対し、日医各役員から福島県立大野病院事件をめぐる一連の経過や、診療報酬の審査支払の仕組みなどについて説明。唐澤会長から自殺防止対策に関する質問が出された。また、台湾での自殺率減少に効果を上げた自殺防止センターの取り組みが紹介された。 ◆問い合わせ先:日本医師会国際課 TEL:03-3946-2121(代) |
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