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定例記者会見「禁煙に関する声明文を公表」 ―内田常任理事 |
同常任理事は「最近のたばこ税・価格の引き上げの動向や『神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)』骨子案の発表を受け、従来から日本医師会で取り組んできた禁煙推進活動をふまえて公表することにした」と述べた。 禁煙に関する声明文では、1,医療機関、医師会における全面禁煙の徹底、2,禁煙治療・禁煙支援体制の整備、3,喫煙防止教育の推進、4,若年者や女性の喫煙抑止のための、たばこ税・価格の引き上げ、5,職場・公共の場所における喫煙の法的規制の推進−に関して日医が取り組んでいくとしている。 今後の予定について、同常任理事は「声明文を都道府県医師会を始め、厚生労働省、他関係省庁宛に送付する。さらに、神奈川県知事に条例制定が全国に広がるよう協力したい旨と、教育の場で喫煙防止教育を実施する体制を整備することを要望する」と述べた。 また、記者の質問に答えて、たばこ税の引き上げについて、同常任理事は「我々はあくまでも国民の健康を守るという立場から、健康被害の防止、健康増進のため、引き上げることで喫煙抑止効果が出るのではないか」との考えを示した。 (声明文の全文については、定例記者会見を参照) ◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第三課 TEL:03-3946-2121(代) |
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