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日医白クマ通信 No.1023 2008年10月14日(火) |
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医療事故・紛争対応研究会 「医療事故・紛争対応研究会 第3回年次カンファレンス」のご案内 |
「医療事故・紛争対応研究会 第3回年次カンファレンス」が、次の通り開催されますので、ご案内いたします。
- ■日 時:12月6日(土)午前9時40分〜午後6時
- ■場 所:東京大学 安田講堂
- ■参加費:非会員5,000円、会員4,000円(当日入会者も同様)、学生3,000円
- ■後 援:日本医師会、厚生労働省、日本歯科医師会、日本看護協会(予定)
- ■申込方法:HP(http://plaza.umin.ac.jp/dhsc/index.html)より申込書をお送りください。
- ■プログラム
- ・基調講演・特別講演
- テーマ:末期医療をめぐる議論の総括と今後の展開
- 座長 前九州大学総長/第26回日本医学会総会 会頭 杉岡洋一
- 1.人格の死と身体の死の連関‐末期医療のあり方を議論する基礎として
- 2.医療の差し控え・中止と無益性(治療の限界)論‐関連ガイドラインの策定に着手して
- 3.判断能力のない場合の対応‐リビングウィルおよび代諾の許容性と今後のあり方
- ・シンポジウム
- テーマ:医療事故対応‐大野病院事件を契機として反省すべきこと・取り組むべきこと
- 座長 京都大学 名誉教授/日本哲学会 前会長 加藤尚武
- 1.医療事故の刑事処罰と疑問‐「再発防止機能」と「応報感情の鎮静」との視点から
- 2.院内検証・事故調査の重要性と報告書のあり方‐何を検証・調査し、それをどう示すべきか?
- 3.事故後の患者とのコミュニケーション‐「謝罪」をめぐる取り組みと管理者の信念の重要性
- 4.被害者の社会による救済と有害事象の早期解決‐産科無過失補償制度と今後の展開の可能性
- ・会員報告
- 座長 東京大学大学院医学系研究科 医療安全管理学講座 准教授 前田正一
- 1.病理標本の検体間違いの防止等に向けて‐検査科における医療安全管理の取り組み
- 2.医療機器の安全対策‐電子カルテ上から、逐一、添付文書を確認できる仕組みづくり
- 3.注射・採血時の神経損傷と医療従事者に対する法的責任の動向‐過去50年間の裁判例の調査から
- 4.北海道大学病院における死因分析‐医療安全調査委員会設置後に向けて
- 5.オーストラリア(ヴィクトリア州)における医療従事者の刑事処罰と行政処分‐日本への示唆
◆問い合わせ先:医療事故・紛争対応研究会事務局 TEL:03-5800-9146
FAX:0120-286-575 E-mail:hsc-group@umin.ac.jp