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栃木県医師会 「大熊由紀子氏の発言に対する抗議文」について |
本会では、去る9月8日の「厚生労働行政の在り方懇談会」における大熊由紀子氏の発言に対して、国際医療福祉大学理事長並びに学長及び同大学院長宛に以下のとおり抗議文を送付いたしましたことをお知らせいたします。
平成20年12月9日
国際医療福祉大学 理事長 高木邦格殿
学 長 谷修一殿
国際医療福祉大学大学院 院長 開原成允殿
栃木県医師会 会長 高島三喜
平成20年9月8日の厚生労働行政の在り方懇談会において、貴大学大学院の大熊由紀子教授は、「日本の医療費に水増し請求、架空請求が少なくないと公然の秘密のようにいわれていることの真偽についてのデータを厚生省は持っておられると思いますので、それを今回開示していただきたい」との発言を行いました。
これに対しては、厚生労働省から、同年11月12日の同懇談会において、「かなりの部分が水増しであるとは認識していない」との見解が示されており、同発言には大きな事実誤認があります。
大熊教授の発言は、国際的に決して高くない日本の医療費で、地域医療を守るため、特に小児科・産科・救急医療をはじめ、各分野で頑張っている医療関係者の努力を萎えさせるものであり、断じて容認できるものではありません。
さらに、貴大学は本県にあることから、県内会員からも同様の意見が多数寄せられております。
つきましては、ここに大熊由紀子教授への厳重なる対応を強く求めるものであります。
◆問い合わせ先:栃木県医師会 TEL:028-622-2655
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