日医白クマ通信 No.108 2005年5月2日(月) |
東京都文京区医師会 100名の医療関係者が集まり、学術集会を開催 |
文京区医師会では年2回の学術講演会を定期的に行っております。
目的は、生涯教育の充実、会員相互の親睦・連携、日常臨床へのフィードバックにあります。
従前は講師を招請しての会でしたが、平成15年度より学術講演会の1回目を講師による講演会、2回目は講師を呼ばず会員自らの研究や症例発表とすることとなりました。平成16年度からは歯科医師会、薬剤師会も加わり、三師会の学術集会となり、3年目となった平成17年度は、三師会にさらに訪問看護ステーションが加わり四師会という新しい試みで開催いたしました。本年度は100名の方々が参加され、とても熱心にディスカッションが繰り広げられ盛会でした。
第1部では在宅を特集し、その問題点・薬剤指導・在宅往診における歯科の特殊性・訪問看護の現状とその課題などが取り上げられました。
第2部では、会員の自己研究や各師会から6演題の発表がありました。
現在、歯科医師会では非会員の増加が問題となっていますが、医師会も同様な問題を抱える心配があります。医師会は、いかに新入会員へのサービス提供をしていくかを考えることが大切で、それにはまず、会員が医師会活動に積極的に参加しやすい環境を整える必要があります。
厳しい医療情勢のなか、今こそ医療界はまとまっていかなければ、この困難な状況は打開できません。本会のような小さな活動が重要と考え、これからも地道に継続していく所存です。
(文責:岩瀬一文京区医師会理事)
(問い合わせ先:東京都文京区医師会03−3823−2216)
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