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第4回医師の団結を目指す委員会 「医師の団結を目指す委員会答申案」について意見交換 |
本委員会は、医師会組織において、勤務医、女性医師の意見が反映される体制作りや、医学生、研修医との有機的関係の構築に向け検討する1年間(計5回)のプロジェクト委員会である。 当日は、(1)内田健夫常任理事からのヒアリング、(2)答申(案)についての意見交換―が行われた。 冒頭、あいさつに立った宝住与一副会長は、国民の視点に立った医療制度を実現するために医師の一致団結が不可欠だとして、「日医がどのような方向を目指すべきなのか、合意を得ないといけない。忌憚のない意見をお願いしたい」と述べた。 (1)では、内田常任理事が、「医師会の組織と役割について」と題して解説。日本の医療の現状として、勤務医の過重労働の実態や、新医師臨床研修制度がもたらした医師の集中、偏在などの問題について危機感を示した。また、日医の「医師確保のための実態調査(調査基準日:平成20年10月1日)」を取り上げ、「都道府県医師会調査」と「病院調査」のどちらからも病院医師が不足している窮状が浮き彫りにされたことを報告。医師の偏在・不足への対策が必要であることを強調し、安全・安心な医療のために医療財源の確保が不可欠だとした。 (2)では、「医師の団結を目指す委員会答申案」が示されたが、同答申は「医師会活動の現状と医療状況」「なぜ団結できないのか」「何のための団結かを明確に」「議論の中で課題とされたもの」などの項目を柱に構成されている。 次回、修正案が示される。 ◆問い合わせ先:日本医師会庶務課 TEL:03-3946-2121(代) |
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