白クマ
日医白クマ通信 No.1095
2009年2月5日(木)


福岡県医師会「第1回福岡県医学会総会を開催」

第1回福岡県医学会総会


 1月25日、県医師会館において「第1回福岡県医学会総会」(会頭:福岡県医師会 横倉義武会長、学会長:九州大学 栁涼一医学部長)を開催した。当日は、日本医師会より唐澤人会長、麻生渡福岡県知事に来賓としてお越しいただき、近年まれにみる悪天候(大雪)にもかかわらず、病院医師および診療所医師の約280名の参加があった。

 横倉会頭より冒頭、「今年は、“同じ地域で医療に携わる医師は医師会に団結しよう”と会員の増強に努めてまいります。本日の医学会設立は、その目的の一つとして、病院医師も診療所医師も分断されることなく、一堂に会して、福岡県の医療の向上を目的として共に学び、共に行動するきっかけになればとの永年の思いから、県内4大学のご協力の下、設立にいたりました」と会頭挨拶が行われた。

 医学会の設立とともに設けた「福岡県医学会賞」の贈呈に引き続き、ポスターセッション、午後からは、「地域医療に役立つ最新の医療」をテーマにシンポジウムが行われ、福岡の4大学より1名と内科医会より計5名の講演と総合討論を行った。特別講演では、慶應義塾大学商学部教授の権丈善一先生より「小さすぎる政府の医療政策―国民経済と医療」についてご講演いただいた。

 次年度は、久留米大学に学会長をお願いし、開催予定である。大学の先生方、地域医療に携わる先生方にもっと参加を呼びかけたい。

(文責:福岡県医師会理事(広報担当)家守 千鶴子)

◆問い合わせ先:福岡県医師会 TEL:092-431-4564


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