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定例記者会見 「女性医師の勤務環境の状況に関する調査報告書を公表」 ―今村定臣常任理事 |
本調査は、今後の女性医師支援策をより実効あるものとするため、病院に勤務する女性医師の勤務環境の現況を詳細かつ正確に把握し、検討のための基礎資料を得ることを目的として、実施された。対象は、全国の病院に勤務する女性医師で、有効回答数7,467を得た。 同常任理事は、「わが国の若い医師の1/3は女性であるが、現在まで全国規模の女性医師の勤務環境等現況についての調査は、国を含め恐らくは一度も行われていない。今回、全国の病院のご協力により、女性医師の勤務環境に関し、現状に即した正確な調査結果が得られたと考えている」と述べた。 調査票の作成および分析、考察については、本会の男女共同参画委員会が行い、調査については医師再就業支援事業の一環として女性医師バンクが担当した。 調査は、国内の全病院(約8,900施設)に依頼し、病院に勤務する女性医師に調査票を配布していただき、女性医師から無記名で回答をいただいた。併せて、病院より調査票を配布した部数をハガキで連絡いただき、その数を合計すると、配布数は15,010件であった。 配布数と回収数の7,497をもとに計算すると、回収率は49.9%となる。回答者の半数以上が非会員であり、年齢別には40歳未満が66.3%を占めていた。 最後に、同常任理事は、詳細な分析については、5月30日(土)に日医会館大講堂で開催する「日本医師会女性医師支援センター・シンポジウム」で報告する予定であるとした。 ◆問い合わせ先:日本医師会女性医師バンク TEL:03−3946−2121(代) ◇定例記者会見資料はこちらから
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