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| 第１回医師の団結を目指す委員会 「前期答申を踏まえ、医師の団結の具体的方策を検討」 |
本委員会は、昨年８月に１年間のプロジェクト委員会として設置され、今年３月に答申「医師の団結に向けた具体的方策」を取りまとめている。２期目となる今回は、前期の答申を踏まえ、勤務医や女性医師、研修医の意見が反映される体制づくりや、若い世代への積極的な働きかけなど、今後目指すべき医師会のあり方等の具体的方策について、さらなる検討を行うこととしている。 冒頭、あいさつに立った唐澤 つづいて，委員長に森洋一京都府医師会長が指名され，唐澤会長より，諮問書「医師の団結に向けた具体的方策」が手交された。 議事では、諮問に関する自由討議が行われたが、理念については前期で議論が尽くされているとして、今期では、執行部に実際的な取り組みを求めていくことが強調された。 医師の団結に当たっては、医師会入会のメリットについて提案が行われる一方、日医が公益法人を目指すのであれば、医師会は第一義的には、会員のためではなく国民のためにあることを念頭に置き、活動を展開すべきだとの意見も出された。また、若い世代の医師のなかには、過重労働を嫌い、あえて非常勤形態で病院を複数掛け持つ人が増えているとして、当該医師への生涯学習の機会を提供する必要性を指摘する意見のほか、会費や入退会手続きのあり方など医師会自身の改革を求める発言も相次いだ。 ◆問い合わせ先：日本医師会庶務課 TEL：03-3946-2121（代） |
人会長は、「医療技術の発展や救急医療への対応、医療訴訟の増加などに伴い、医師の負担がますます増加していくなかで、医師は疲弊しながらも強い使命感と自己犠牲によって地域医療を支えてきた。しかし、このような個別的・部分的な取り組みと対応では、もはや限界である」として、わが国すべての医師が団結し、医療のあるべき姿の実現に向かって協働する重要性を強調した。
