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| 日医白クマ通信 No.122 2005年5月23日（月） |
各都道府県医師会等主催で、「国民の健康を守るための禁煙活動の推進」が活発に行われております。ご参考までに、各地の開催予定、開催報告を白クマ通信にてお知らせいたします。
| 山形県医師会 |
−きれいな空気をこどもたちに−
◆開催要領◆
１．日時：平成17年６月12日（日）午後１時〜４時
２．会場：山形国際交流プラザ 大会議室
山形市平久保100番地 TEL：023-635-3100
３．内容：
・四師会の活動報告：各団体からの報告
・特別講演「らくらく禁煙術お教えします」
東北中央病院 医師（禁煙外来） 大竹修一
・大会宣言：山形県薬剤師会
・愛のニコチンパッチ無料配布（50名)
…担当医師が診察の後、ニコチンパッチ３枚を無料配布
(うち30名ほどの対象者は、学校を通し保護者の中で禁煙を希望するものを事前に募集する)
４．対象者：
喫煙問題に関係する医療・教育・行政担当者ならびに禁煙を希望する児童・
生徒の保護者等
５．参加費：無料
６．主催：
山形県医師会 山形県歯科医師会 山形県薬剤師会 山形県看護協会
７．共催：山形県
８．後援：
山形県教育委員会 山形市教育委員会 山形県結核成人病予防協会
各報道関係団体
◆問い合わせ先：山形県歯科医師会 TEL：023-632-8020
山形県医師会 TEL：023-631-4350
◆愛のニコチンパッチ無料配布事業について
１．目的：
本年２月27日にＷＨＯが提唱した「たばこ規制枠組み条約」が発効し、タバコの消費及びタバコの煙にさらされることが健康・社会・経済に及ぼす破壊的な影響から、現在および将来の世代を保護するため、各国の具体的な対応が求められることになった。本県では、従来から地区医師会などが積極的に学校へ協力し、地域ぐるみで喫煙防止教育を重点的に行ってきた経緯がある。本事業では、教育の効果を一層高め、また、子どもたちの家庭内での受動喫煙防止を徹底すること目的とし、地区医師会などの協力を得て保護者の禁煙治療（支援）を推進する。
２．実施主体：
山形県医師会、山形県歯科医師会、山形県薬剤師会、山形県看護協会の四師会が山形県（村山保健所）と共同し、山形県教育委員会の協力を得て実施する。
３．内容：
（１）山形市教育委員会の協力により市内の小中学校へ呼びかけ
・保護者へのイベント案内チラシ配布
・禁煙支援希望者の募集（まず中学校で募集し、状況を見て小学校へ拡大）
・ニコチンパッチは先着30名を学校枠とし、県歯科医師会へ直接申し込む
（２）禁煙相談事業
・事前申込者へは、県歯科医師会からあらかじめ問診票を送付
・講演会終了後、当日の参加者のうちで禁煙支援希望者を先着20名受付
・村山保健所の担当医師が巡回診療としてイベント会場でニコチンパッチを
３枚無料配布（四師会から当日支援可能な会員の協力を得る）
・診察と合わせて最寄りの地区の禁煙サポート医療機関へ紹介
（３）事業の評価
・１ヶ月後の禁煙継続状況を、四師会が郵送によるアンケートにより評価
※以下の文章（抜粋）を、齋藤弘山形県知事あてに提出する予定です。
◆山形県の喫煙対策推進へのお願い（案）
１．将来を担う子どもたちを守るため、子ども達が立ち入る施設の禁煙を進めてください。
２．県関連施設の禁煙を進めてください。
３．県民への喫煙に関する情報提供を積極的に進めてください。
以上、私どもの活動を何卒ご理解のうえ、山形県民の健康づくり・増進に向けて、喫煙対策にかかる施策を充実していただきたくここにお願いする次第です。
平成17年５月 山形県知事 齋藤弘 殿
山形県医師会 会長 有海躬行
山形県歯科医師会 会長 佐藤博嗣
山形県薬剤師会 会長 渡辺康弘
山形県看護協会 会長 横山洋子
