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定例記者会見 「かかりつけ医のためのがん検診ハンドブック〜受診率向上をめざして〜」等の刊行について ―今村聡常任理事 |
同常任理事は、平成21年度厚生労働省がん検診受診向上指導事業の一環として、がん対策基本法およびがん対策推進基本計画に基づき、日本において喫緊の課題となっているがん検診受診率の向上を目的として、本冊子とリーフレットが刊行されたこと、また、作成には日医から推薦した委員を含む、がん検診受診向上アドバイザリーパネル委員会が当たったことなど、これらが刊行された経緯を説明した。 そのうえで、同常任理事は、「患者にとって信頼のおける身近な医療の専門家であるかかりつけの医師による受診勧奨を更に推し進めるため、必ずしもがん治療やがん検診が専門でない医師に対しても、がん検診に関する正しい情報を提供し、効果的ながん検診の受診勧奨が行えるよう支援していく必要がある」と指摘。また、「これらはかかりつけの医師に対するがん検診の情報提供の一助として、日医雑誌4月号に同封し日医会員宛へ送付するとともに、都道府県医師会、郡市区医師会へ送付予定であり、現場の先生方には、これらを活用いただき、がん検診受診を勧奨して欲しい」と、がんの早期発見に対する協力を求めた。 ◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第3課 TEL:03-3946-2121(代) |
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