日医白クマ通信 No.133 2005年6月6日(月) |
社会保険診療報酬検討委員会 |
社会保障診療報酬検討委員会が、6月1日、日医会館で開催された。 冒頭、藤原淳委員長は、「政府の『骨太の方針』がまもなく示されることになっており、その内容いかんでは医療のあるべき姿を議論したとしても、大きな影響を受けてしまう。しかし、われわれとしては、(1)物と技術の分離、(2)医療技術の適正評価、(3)技術料に係る不合理点の是正、(4)国民が理解できる診療報酬体系の確立−という柱についてしっかり議論していく必要があると考えている」とあいさつした。 松原謙二常任理事が、中医協の在り方に関する有識者会議、先進医療専門家会議などの中央情勢報告を行ったあと、診療報酬に関わる重点項目について議論に入った。 「『今後本委員会で検討すべき課題』のうち今期委員会が重点的に審議すべき項目」について、委員がそれぞれ意見を述べた。 そのなかで、「実際にかかった診療時間と医師としての経験年数をどのように勘案するか」「個々の診療行為がどの程度社会的に貢献があるか、手間がかかっても調査すべきではないか」などの意見が出された。また、医療費の総枠規制の撤廃、手術の施設基準の全廃などについて、委員から要望が出された。 |
沖縄県医師会 平成16年度第4回マスコミとの懇談会 |
沖縄県医師会では、主な対外広報活動として、(1)県民公開講座、(2)医療に関する県民との懇談会、(3)マスコミとの懇談会を各々年3〜4回開催しております。遅ればせながら、平成16年度第4回「マスコミとの懇談会」の報告をさせていただきます。 同懇談会は、平成17年3月9日午後7時より那覇市医師会館にて開催されました。今回のメインテーマは「貯筋のすすめ〜筋力トレーニング〜」。武内整形外科の武内正典先生に筋力トレーニングの重要性について解説していただきました。ウォーキングなどゆっくりとした呼吸でゆっくりと続けられる「有酸素運動」と、筋力トレーニングなどのように息を止めて一気に行う「無酸素運動」の比較や、すぐそこまで来ている「超高齢社会」における医療・介護の問題点、さらにはダイエット・運動・食事に関する健康情報の是非などなど。なんといっても、「油と砂糖の摂りすぎ!」・「筋トレ不足!」の話は強烈なインパクトがあり、講演後も忌憚のない質疑応答が活発に行われました。 (文責:沖縄県医師会ふれあい広報委員会委員 照屋勉) ◇問い合わせ先:沖縄県医師会 TEL:098-877-0666 |
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