白クマ
日医白クマ通信 No.1337
2010年10月13日(水)


北海道小樽市医師会
「とことん知りたい樽病新築」小樽市医師会共催特別講演会のお知らせ

 小樽市医師会は小樽商科大学大学院ビジネススクール パブリックマネジメント研究会と協力して下記の通り特別講演会を開催します。

 小樽市には現在公的な病院が三つと市立病院が二つあります。二つの市立病院はいずれも老朽化が著しく、また両施設の間には約3.5kmとかなりの距離があり、診療各科の連携、経営効率などにも問題がありました。このため以前から統合・再建が早急に必要とされてきました。小樽市は統合新築の計画を立て基本設計を発注したものの、起債の見込みが立たないと判断、2007年には計画をいったん中断しました。ところが、このたび小樽市が過疎市に指定され過疎債の借り入れが可能となったとして、今春から再び計画が進んでいます。多くの公立病院と同様に、現在も市立病院の経営は一般財政からの繰入金に依存しています。でも新築さえすれば市民に安心が提供できるのでしょうか。また市民に生活に大きな負担をかけずに新築することはできないのでしょうか。講演を通じて小樽の医療のよりよいあり方を模索します。

■日時:平成22年10月22日(金) 午後6時30分〜
■場所:小樽市民センター マリンホール
■演題:とことん知りたい樽病新築
■講演者:遠藤誠作 北海道大学公共政策学研究センター研究員、元三春町保健福祉課長
入場無料、予約不要

◆問い合わせ先:小樽市医師会 TEL:0134-22-4111


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