白クマ
日医白クマ通信 No.134
2005年6月8日(水)


新たな高齢者医療保険制度の創設を提案

記者会見


 植松治雄会長は、櫻井秀也副会長、松原謙二常任理事とともに記者会見に臨み、「医療保険制度改革における日本医師会の考え方」を説明した。

 そのなかでは、新たな高齢者医療保険制度の創設を提案。その対象者は75歳以上の高齢者、保険者は国(一定期間後、都道府県単位とすることも検討)とし、その財源については従来の主張を変えて、患者自己負担10%、保険料10%(ただし低所得者への配慮を行う)、その残りについては公費ならびに国民的共助で対応するとした。

 また、植松会長は、経済財政諮問会議等からGDP等の経済指標を使って、医療費の伸び率を管理しようとの提案が出されていることについて、「医療は経済が良くない状況にあるからといって、その提供を制限することができるものではない」と改めて批判し、その導入に引き続き反対していく姿勢を示した。

(詳細は、日医ホームページ掲載予定の日医ニュース6月20日号をご覧ください)


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