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定例記者会見 「医療イノベーション推進室」設置に関連し、先端科学を支援する日医の姿勢を説明 ―羽生田副会長 |
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初めに、同推進室が、「国民の健康と生命に資する先端科学の研究を日本人の英知を結集して推進し、日本発の医薬品や医療機器の開発・実用化等を目指すもの」とされたことについて、同副会長は、「われわれとしても推進していただきたい分野である。また、日常診療に携わる医師にとっても、現代は、生活習慣病の最前線の治療に先端科学が入ってくる時代であり、先端科学は身近なものとして理解する努力が求められる」と述べた。 中村氏は、会内の三大会議の一つである学術推進会議(座長: また、中村氏が、20年前から執筆料等を「がん遺児奨学金制度あしなが基金」に寄付、さらにオンコセラピー・サイエンス社の株式上場に際して発生した利益をもとに「あしなが育英会オンコセラピー奨学基金」を設立するなどの活動を行っていることを紹介し、「きわめて高潔無私な科学者であることは衆目の一致するところである」と述べた。 そのうえで、同副会長は、ヒトゲノム・遺伝子解析、臨床研究、再生医療等の先端科学について、「日医は、日本医学会と連携をとりながら、生涯教育の推進、医療倫理の高揚に努めるとともに、制度面、財政面に関する国政への働き掛けを積極的に行うことで、中村教授に代表される、真に国民の幸福を願う医師や医学研究者を支援していく所存である」との考えを示し、同分野の今後の推進に期待を寄せた。 ◆問い合わせ先:日本医師会企画課 TEL:03-3946-2121(代) |
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